2012年9月27日木曜日

芸濃名所めぐり 自然編 その2 ~白彼岸花~

残暑も緩み、風が涼しく感じるようになりました。
田畑の畦では、彼岸花が秋の訪れを知らせるかのように咲き始め、
ここ石山観音公園でも、入口の道端で赤い彼岸花が出迎えてくれました。












公園内に入ると、今度は白い彼岸花が・・・



実は二年前、公園内のあちこちに約150球の白彼岸花が植栽されました。

















昨年は、開花が少なく寂しかったのですが、今年は期待したいと思います。

今後も訪れる人々を和ませてくれますように・・・



2012年9月18日火曜日

すこやか親子サロンが開催されました!

9月7日、芸濃地域子育て支援センターぷちぷちのお楽しみ会があり、その中で、すこやか親子サロンが開催され、25組の親子の参加がありました。
「すこやか親子サロンとは、地域の子育てグループや団体等から保健センターが依頼を受け、健康教室を身近な地域の場で実施するものです。」保健師だけでなく、栄養士や歯科衛生士、看護師等も必要に応じて担当しています。

今回の教室のテーマは栄養士による「幼児食について考えよう」でした。

栄養士から、幼児食について、赤ちゃんの離乳食から大人の食事への移り変わりの中で必要な段階で、食べさせ方や形状等の工夫が必要であること、また何よりも、親自身の食生活からの影響も受けやすいので、家族の食生活もこれをきっかけに考えてみては?と助言がありました。

参加者の親は熱心にうなづきながら聞いていただきました。

















お子様同席でのにぎやかな会場での開催になりましたが、親自身の食習慣の中で、朝食を食べない子どもがいることや、食べていても市販のバーガーであったりしている子があること等現状についても話をしていただき、親自身も食習慣についても考えていただく機会になったように思いました。

○お問い合わせ    芸濃保健センターへご相談ください。

2012年9月5日水曜日

芸濃名所めぐり 石山観音公園編 その2 ~県指定文化財~

 石山観音公園編の第2弾は、『石山観音公園』の石仏の中でも、三重県指定文化財になっている『磨崖阿弥陀如来立像』『磨崖地蔵菩薩立像』『磨崖聖観音立像』をご紹介します。
 まず、石山観音公園に入って、
 
真っ先に目に飛び込んでくる石仏が二つ。
石段途中右手に1番の『如意輪観音像』。

 












石段を上がった正面に『磨崖地蔵菩薩立像』があります。


 苔むした岩肌にとても穏やかな表情・・・訪れた人を優しく出迎えてくれます。


 その『磨崖地蔵菩薩立像』から右に順路が続き、


 またもや石段を上がると、そこには2番の『十一面観音像』。







 『十一面観音像』から左手に順路どおりに進むと

『磨崖聖観音立像』が見えてきます。
石仏の中で唯一造られた年代がはっきりしている仏像だそうです。


 しかも江戸時代ということで、公園内では比較的新しい石仏になりますが、風雨を受けやすい場所にあるため、顔の表情がわからないほど風化が進んでいます。ただ、見れば見るほど強い意志を感じるように思えます。

 最後に『磨崖阿弥陀如来立像』ですが、西国三十三ヶ所巡りを順路どおり終える(33番の次)と出会えるのですが、

 先ほどの2番の『十一面観音像』を順路とは逆に右手に進むと『磨崖阿弥陀如来立像』への近道になります。時間がない場合はお勧めです。

 台座を含めて約5メートルの高さがあり、石仏群の中でも最も大きく、鎌倉末期の作で最も古いと言われています。


 近づいて見上げると更に迫力が増します。

威風堂々とした佇まいで芸濃総合支所職員の名刺にも使われています。

次回からは、西国三十三ケ所巡りに突入します。